台北に行く予定もないのに買う意味……あるんです!!!
台湾に、台北に行けない今こそ!
そう!今だからこそ、読んでほしい台湾本がこちら。
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いつか行く台北旅行のための予習にももちろんなりますが、ただただ眺めているだけで台北の雰囲気が、空気が、匂いが、クラクラするほどに感じられる一冊。
台湾のあの空気、あの雰囲気、好きでしょ?
この本を書いたのは?
まず、この本を書かれたのは人気台湾ブロガーのコバシイケ子さん。私がときどき記事を書かせてもらっているよくばりたびこの旅ノートの運営もされています。
もともと私もインスタをフォローしはじめたのがきっかけだったのですが、とにかく一言で言うならば「センスが抜群にいい!」ってこと。
センスがいいと言っても、ひたすらオシャレなインスタ映えするようなところだけを紹介しているわけではなくて、ローカルなお店、地元の人しか行ってないようなお店も紹介してくれて、そのバランス感がすばらしく、自分が台湾旅行に行くときなどの参考にさせてもらってました。ほんとにめちゃくちゃ参考にしてた。私の台湾先生です。
で、そのイケ子さんが台湾本を出すと聞いたら買わないわけにはいかない!!ということで早速購入した次第なのです。
台北をバスでまわる!
20年近く台湾に通っている私も、言葉がわからないこともあって敬遠していた路線バス。使いこなせたら随分ラクなんだろうな~と思いつつも、乗り方も、路線もわからず…いまだに挑戦できず、ひたすらMRTとタクシーと徒歩でどうにか旅をしてきました。
でもこの本を読めば、バスの乗り方から解説してくれてるし、路線ごとにお店情報をまとめてくれているので、台北で「ぶらり途中下車の旅」ができてしまう!おやおや!
バス旅に特化した台湾本って、たぶん今までなかったように思うけど、さすがの着眼点だし、どう考えても便利。目からうろこ。
これがあれば、次回の台北旅行は路線バスにチャレンジできるような気が!してくる!っていうか!チャレンジしたい!!
MRTや鉄道だけではなかなか行きづらい、南機場夜市(P26)とか天母(P84)とか陽明山(P88)のエリアについても紹介してあって、めちゃくちゃ興味をそそられます。
陽明山のスターバックス、すっごくステキ!(台湾のスターバックス大好き♥)
インスタント辣拌麺食べ比べ!
ページをめくりながら思わず食い入るように読んでしまったのがこのページ。(P90,91)
台湾に行くと、私も決まってスーパーに行くのです。で、インスタント麺売場でムムッと毎度悩むのです。結局どれがおいしいのか。どれが辛すぎないのか。と。
パッケージを見ただけでは見当つかず、結局いつも買う「麻油鷄麺」の袋めんだけを購入して帰ってしまう。そんな人、多いんじゃないでしょうか。
で、このページではスーパーで販売されている6種類の乾拌麺を食べ比べしていて、辛さレベルとか麺の感じとか解説してくれています。
もうね、めちゃくちゃ気になるものばかり。ほとんど私は食べたことがない商品だったので、今すぐにでもこの本を持って台湾のスーパーに駆け込みたい衝動にかられます。ほんとこのページ、実用性高くて、読んでて面白くて好き。
もし、次作もあるのならば、他の商品も食べ比べしてみてほしい!って勝手に思ってます。
情報量が多いような
今までいろんな台湾本を手に取り、購入してきた私ですが、どう考えても、この本、情報量が多い。多すぎる(笑)
甘いものからがっつり食事まで、朝ごはんから深夜食堂まで。マッサージも占いもと盛りだくさんの情報量。
あとは、イケ子さんがスーパーや迪化街、取材の合間に購入したものを紹介してくれているページもおもしろい。あー!これ!私もいつも買ってる!!っていうものや、こんなの知らなかった!なものまで、幅広い。いろいろ気になる。とりあえず付箋を貼っておこうと思いました。
そして、不要な広告ページがないのもありがたいです(笑)
写真一枚一枚が
すごく驚いたのが、この本に掲載されている写真はイケ子さんが撮影しているってこと。だって、裏表紙に「撮影・構成:コバシイケ子」って書いてあるんだもの!驚きました。
いままでインスタで見た写真もあるな~~とは思ってたけど、全部とは!さすがです。
でね、その一枚一枚を見ていると思うんです…
台湾のこういうとこ、いいよね
こういう景色、写真撮りたくなるよね
って。
(特に表紙と裏表紙とP3を見て!!)
ほんとこの写真たちを見ているだけでも、イケ子さんの台湾愛を感じるし、それと同時に自分の台湾愛を再確認して、胸にグッときてしまうのです。半泣きです。
有名なガイドブックに載っている景色だけじゃなくて、なんでもない日常の風景とか、お店や屋台の雰囲気とか、そういうのが好きなんです。ということを改めて感じさせてくれました。
・・・・・・
いまだ台湾に旅行に行ける見通しはたっていなくて、いつになったら行けるのか!と悶々とする日々ですが、この本で台北の空気を感じながら、お店情報をチェックして、バスの乗り方を勉強しておきましょうかね。
電子書籍もあるようです。気になる方はぜひ!!
(電子書籍のほうがちょっとお安いみたい)
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