静岡県在住者が利用できる「ふじのくに旅行券」が再開されたので、久しぶりにひとり温泉に行ってまいりました。
前回ひとり温泉旅に行ったのは1年半くらい前かな?すごく久々の温泉だったので最高でした~。
ということで、今回チョイスしたのは南伊豆・弓ヶ浜にあるお宿「季一遊」。
チョイスした理由はこの二つ、、、
①ひとり旅プランの設定がある
②海の近くに泊まりたい
実際は、お部屋から海をしっかり見ることはできないけど、波音に癒されるのんびり温泉旅となりました。
では早速レポです。
どこにある?
季一遊は、南伊豆にあります。日本の渚百選にも選ばれたという弓ヶ浜が目の前。
私は車で行きました。敷地内に駐車場があり、宿泊者は無料で停められます。
また、公共交通機関で行く場合は伊豆急下田駅からタクシーで15分ほど。宿のシャトルバスも運行していますよ(事前予約制)。
旅館の敷地から直接行けるわけではなかったけど、弓ヶ浜がほんとうにすぐ目の前。その名前の通り、弓なりの美しい浜です。波も穏やか。
また、朝には海の向こうからの日の出を拝むこともできます。私は若干寝坊しまして日の出の瞬間は逃しましたが、こんな綺麗な写真を撮ることができました!美しい!
チェックインはラウンジで
宿に着いたらまずチェックイン。
普通の旅館なら、フロントでチェックインの手続きを行いますが、この季一遊はラウンジでお茶とお菓子をいただきながらチェックイン。この感じがリゾートホテルっぽくてテンション上がりました。
お菓子もおいしかったです。
こんなお部屋に泊まったよ
今回私が予約したのは、ひとり旅プランに設定されていた「バルコニー付き一般客室」。
12.5畳の和室に広縁、海側にはバルコニーがあってベンチとテーブルも。旅館の建物と海の間には松林があるため、海をダイレクトに見ることはできないけど、松林の隙間からチラッと見える海の景色もまた風流でよかったです(笑)
ひとりで宿泊するには十分すぎるほどの広さ。客室の設備としては、ごく一般的な旅館の和室といった感じでした。可もなく不可もなく…という感想です。
とは言え、普段はフローリングの部屋で生活しているので、久々の畳にもなんだか癒されてしまいました。
また、客室には作務衣が用意されていましたよ。さらに、希望すれば浴衣も持ってきてくれるそう。寝るときなど、浴衣だと落ち着かないわという方にもうれしいサービスですね。
大浴場と貸切露天風呂
さて!温泉です!!
まずは大浴場。内風呂と、露天風呂が三種類、サウナもありました。
お風呂からも海を望むことはできないのだけど、落ち着いた雰囲気の大浴場でとてもゆっくりできました。私が行ったときは毎回とても空いていて、密になることなく温泉を楽しめましたよ。
貸切露天風呂も、大浴場と同じフロアにあって、予約は不要。「入浴中」の札がかかっていなければ空いているので、そのまま利用できます。
時間帯によっては三か所とも「入浴中」の札がかかっているときもあったけど、夕食後の時間や、朝は比較的空いていましたね。三か所とも広さはおそらく同じで、浴槽が木だったり岩だったりといった違いがありました。洗い場もついています。
貸切風呂なら周りを気にせずにひとりでのんびりできるのでいいですよね。予約が不要っていうのも利用しやすくてとてもよかったです。
夕食
お待ちかねの夕食です。夕食は食事処でいただきます。個室ではなく、各テーブルごとに仕切りがある感じでしたが、完全にプライベート空間にはならないので気になる方は要注意です。
さて、まずは席に着く前に入り口で好きな魚を一つ選びます。私はハマチをお刺身に。
ちなみにこの日のお品書きはこちら。
鮑の踊り焼きもあるし。(やわらかくておいしかった)
お刺身も豪華だった。最初にチョイスしたはまちもこちらに。
しかもワサビは生ワサビを自分ですりおろして使うスタイル!さすが伊豆!!
金目鯛は、チェックインのときに唐揚げか煮つけかを聞かれていて、私は煮つけをチョイス。味付けもちょうどよくて、これもおいしかった。
量もそれなりにあって満足だったけど、本当にザ・旅館の夕食!といった感じで、目新しさとかオシャレさはないかな……でも、どのお料理もとってもおいしかったです!
朝食ビュッフェ
おはようございます!朝ごはんです!
朝は夕食と同じ会場でビュッフェスタイルです。パンなど洋食メニューも置いてありました。
ほんとにカジュアルな印象の朝食ビュッフェで、「旅館の朝ごはん」を楽しみにしている方には物足りないと思いますが、好きなものを好きなだけ食べられるのは気軽でいいかも。朝はあんまり食べられないのよねという方にもピッタリです。
で、やっぱり干物はおいしかったし、意外とパンもおいしくてびっくり。伊勢海老のお味噌汁も最高だったし、デザートなんかもありましたよ。
まとめ
今回は久々のひとり温泉旅でした。
私が宿泊したのが平日だったのもあってか、他のお客さんは年配の方が多くて50歳代以上のご夫婦が多かった感じでした。
ひとり温泉旅はほんとうに宿のチョイスがなかなか難しくて、毎回悩むところではあるけど、この季一遊はひとり旅プランの設定があることでなんとなく利用しやすいような気がします。夕食が個室ではないので、その点だけ気にならなければ。
温泉から出てきて、お部屋のベランダで波の音を聞きながら涼む時間はとにかく最高でした。めちゃくちゃリラックスできました。これがほんとうに高ポイントで、この時間を過ごせただけでも来た甲斐があったわーーー!!!と思ってしまったほど。
ぜひ、ひとり温泉で癒しの時間を過ごしてみてくださいね。